ウェルネスプランかこがわ(第2次健康増進計画・第2次食育推進計画)
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96 (2)これまでの主な取り組み ●健康教育(健康づくり講座*、出前健康教育等)や健康相談事業(巡回健康相談*、電話相談等)、特定保健指導*、健康づくり支援事業*(ウェルネス健康チャレンジ*)など、あらゆる機会に生活習慣病*予防及び改善につながる取り組みや、望ましい食習慣や栄養に関する正しい知識について情報提供してきました。 ●乳幼児健康診査や母子保健事業(ママとベビーのおしゃべりサロン*等)、介護予防事業(いきいき百歳体操*、地域高齢者サロン*等)において、ライフステージ*に応じた栄養指導や食生活支援を行ってきました。 ●学校給食献立表や食育だより、家庭教育啓発パンフレットの配布やかこがわウェルネス手帳*の活用により、朝食摂取や栄養バランス等について普及啓発を行ってきました。また、加古川市いずみ会*事業(親子料理教室、トライやるウィーク*受入等)においても、地域で幅広い世代を対象に家庭での食育につながる取り組みを行ってきました。 【トライやるウィークでの食育事業の様子】 (3)最終評価から見えてきた課題 ○栄養バランスを考えた食生活の実践は、18歳以上で進捗がみられませんでした。生涯にわたって健康的な食生活の実践を定着するための取り組みを強化する必要があります。 ○朝食の摂取状況について、乳幼児・小学生・中学生では進捗がみられなかったことから、「早寝・早起き・朝ごはん」を推進し、生活リズムを形成することが必要です。 ○乳幼児及び小学生で朝食の孤食*が増加傾向にあることや、食事のあいさつが定着していないことから、社会環境や家族構成の変化による影響が大きいことを踏まえたうえで、できるだけ家庭での共食*の機会を増やすように働きかけることが必要です。 ○乳幼児においては、すべての指標で進捗がみられませんでした。今後さらに、子どものころからの望ましい食習慣の定着や栄養バランスを考えた食生活の実践に向けた取り組みが必要です。

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